【業者が本音で解説】隠蔽配管は本当におすすめ?メリット・デメリットと施工の注意点
2026.02.17お知らせ
エアコン工事のご相談を受けていると、「新築で隠蔽配管にしたいのですが、どう思いますか?」という質問をよくいただきます。 隠蔽配管は見た目がスッキリして人気がありますが、実はメリットだけでなく、施工側から見ると注意すべき点が非常に多い工事です。
この記事では、エアコン工事のプロとして、隠蔽配管のメリット・デメリット、そして施工時に必ず押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。
■ 隠蔽配管とは?業者目線での理解
隠蔽配管とは、エアコンの冷媒配管・ドレンホース・電源ケーブルを壁の中や天井裏に通し、外から見えないように施工する方法です。
一般的な露出配管と違い、
• 配管ルートの確保
• 断熱材の処理
• ドレン勾配の調整
• 将来の交換を見据えた設計 など、施工の難易度が大きく上がります。
業者としては、「ただ隠すだけ」ではなく、将来のメンテナンスまで考えた施工が求められるため、技術力が問われる工事です。
■ 業者目線で見る隠蔽配管のメリット
① 見た目が美しく、お客様満足度が高い
隠蔽配管の最大のメリットは、やはり「見た目の美しさ」です。 配管が露出しないため、室内がスッキリし、インテリアの邪魔になりません。
特に、
• リビング
• 吹き抜け
• デザイン住宅 では非常に喜ばれます。
業者としても、完成後の仕上がりを見てお客様が喜んでくださるのは大きなやりがいです。
② 配管が劣化しにくく、長持ちする
露出配管は紫外線や雨風で断熱材が劣化しやすいですが、隠蔽配管は壁内にあるため劣化が少なく、長持ちします。
業者としても、 「配管がボロボロで交換が必要です」 といった説明をする機会が減るため、お客様にとってもメリットが大きいです。
③ 新築時に計画すれば、設置位置の自由度が高い
隠蔽配管は新築時に計画することで、
• 家具配置
• 窓の位置
• コンセント位置 に合わせて柔軟にエアコンを設置できます。
業者としても、設計段階から関わることで、より最適な位置にエアコンを配置できます。
■ 業者目線で見る隠蔽配管のデメリット
ここからは、業者として正直にお伝えしたい「隠蔽配管の難しさ」です。
① エアコン交換時にトラブルが起きやすい
隠蔽配管で最も多いトラブルが、エアコン交換時の問題です。
例えば…
• 配管の太さが新しいエアコンと合わない
• 配管が劣化していて交換が必要
• ルートが複雑で作業が困難
• 配管が壁内で潰れている
• ドレンホースが詰まっている
これらは実際に現場でよくあるケースです。
業者としても、 「壁を壊さないと交換できません」 「追加費用がかかります」 と説明しなければならない場面があり、お客様にとっても負担になります。
② 水漏れが起きると修理が大変
隠蔽配管で最も怖いのがドレンホースのトラブルです。
• 勾配不足
• 接続不良
• 詰まり
• 結露
これらが原因で壁内で水漏れが起きると、
• 壁紙の張り替え
• 下地の交換
• カビの除去 など、大掛かりな修繕が必要になります。
業者としても、隠蔽配管の水漏れは最も避けたいトラブルのひとつです。
③ 点検・修理がしにくい
隠蔽配管は壁の中にあるため、トラブルが起きても簡単に点検できません。
露出配管ならすぐに確認できますが、隠蔽配管は
• 壁を壊す
• 天井を開口する といった作業が必要になることもあります。
業者としても、作業時間が長くなり、費用も高くなってしまいます。
④ 工事費用が高くなる
隠蔽配管は通常の工事より手間がかかるため、
• 新築時の施工費
• エアコン取り付け費 が高くなる傾向があります。
業者としても、隠蔽配管は技術者の経験が必要なため、どうしても費用が上がってしまいます。
■ 業者が推奨する「隠蔽配管の施工ポイント」
隠蔽配管を採用する場合、以下のポイントを押さえることでトラブルを大幅に減らせます。
① ドレンホースの勾配は絶対に確保する
隠蔽配管で最も重要なのがドレン勾配です。 水が自然に流れるように、
• 下り勾配
• 途中で上がらない
• 曲がりを少なくする ことが必須です。
業者としては、ここを徹底しないと水漏れの原因になります。
② 配管ルートは短く・シンプルに
配管が長くなるほど、
• 冷媒効率の低下
• ガス漏れリスク
• 水漏れリスク が高まります。
業者としては、できる限り短く、曲がりを少なくするルートを設計します。
③ 将来の交換を考慮した配管サイズにする
隠蔽配管は簡単に変更できないため、
• 太めの配管
• 標準的なサイズ を選ぶことが重要です。
業者としても、将来の交換を見据えた施工を強く推奨しています。
④ 施工は必ず経験豊富な業者に依頼する
隠蔽配管は通常の工事より難易度が高いため、
• 新築住宅の施工経験が豊富
• 隠蔽配管の実績がある 業者に依頼することが必須です。
■ 業者としての結論:隠蔽配管は「慎重に選ぶべき工事」
隠蔽配管は、
• 見た目が美しい
• 配管が劣化しにくい
• 設置位置の自由度が高い といったメリットがあります。
しかし、業者目線では、
• エアコン交換が難しい
• 水漏れリスクが高い
• 修理が大変 といったデメリットも無視できません。
結論としては、隠蔽配管は「見た目を最優先する方」にはおすすめですが、「メンテナンス性を重視する方」には慎重に検討してほしい工事です。
新築やリフォームを検討している方は、ぜひ今回の内容を参考に、後悔のない選択をしてください。
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