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エアコン工事のクレームはなぜ起きるのか。現場目線で考える対策

2026.04.17お知らせ

エアコン工事のクレームは、施工ミスだけでなく説明不足や確認不足でも起こります。水漏れ、騒音、追加料金、安全面のトラブルが起きる理由と、現場で本当に大切な対策を分かりやすく解説します。

クレームは「大きな失敗」より「小さな確認漏れ」から始まります

エアコン工事のクレームというと、雑な施工や明らかなミスを思い浮かべる方が多いと思います。もちろんそれもあります。ただ、現場で実際によく起きるのは、もっと地味なズレです。事前説明が足りなかった。取付前の確認が甘かった。工事後のひと声を省いてしまった。そういう小さな確認漏れが積み重なって、あとから不満になります。NITEも、2020年度から2024年度までの5年間に報告されたエアコン事故は約360件から363件あり、その中には設置状況の不備や説明書で禁止されている使い方など、製品そのものに起因しないものが多く含まれると公表しています。つまり、トラブルは機械だけの問題ではなく、設置と確認の精度でかなり差が出るということです。

追加料金のクレームは、工事そのものより説明不足で起きやすいです

現場で意外と多いのが、料金や工事内容の認識違いです。国民生活センターでは、引越し時のエアコン脱着で「これで全部です」と説明を受けたあと、現地でホース長不足やガス充塡を理由に追加費用を請求された事例を紹介しています。新居の条件によって追加工事が必要になること自体は珍しくありませんが、事前にその可能性が伝わっていないと、お客様からすれば「聞いていない話」です。ここで不信感が生まれます。実際、クレームの火種は金額そのものより、説明の順番と納得感にあることが多いです。

水漏れのクレームは、ドレンだけ見ていても防ぎ切れません

水漏れは、エアコン工事のクレームの中でもかなり多い部類です。ただ、原因を単純にドレン詰まりだけで考えると、再発しやすくなります。パナソニックの据付工事説明書でも、ドレン配管は確実に排水できるよう施工し、結露が生じないよう断熱すること、冷媒配管の断熱も確実に行うこと、ドレンホースは配管の下に収めることが示されています。工事不備があると水漏れし、家財を濡らす原因になるとも明記されています。つまり、水の流れ、勾配、断熱、配管の収まりまで含めて見ないと、本当の原因は取り切れません。現場目線で言えば、水漏れを減らせる業者さんほど、目に見える仕上がりより先に「水がどう流れるか」を想像しています。

騒音や振動のクレームは、取付できたかどうかだけでは決まりません

エアコンは冷えれば終わりではありません。使い始めてから「音がする」「振動が気になる」というクレームになることがあります。メーカーの据付工事説明書では、リアパネルが水平であること、壁面に密着していることが重要で、壁との間に隙間があると騒音や振動の原因になると示されています。試運転の短い時間では気づかなくても、お客様の生活の中で違和感が出るケースは普通にあります。だから、仕事が丁寧な人は「付いたから終わり」とは考えません。固定の効き方、ねじれ、据わりまで見ています。ここを飛ばすと、工事当日は問題なく見えても、あとから連絡が来ます。

電気まわりの甘さは、クレームでは済まないことがあります

一番怖いのは安全面です。NITEは、延長コードの使用や中間接続・延長禁止に反する使い方が、異常発熱や焼損事故につながるおそれがあると注意喚起しています。さらにメーカーの説明書でも、所定のケーブルで確実に接続して固定すること、電源は必ず専用回路を使うこと、電気工事は有資格者が基準に従って施工することが求められています。ここは見た目では分かりにくい部分ですが、本当に信頼される業者さんは、こういう見えないところを一番丁寧にやっています。クレームを防ぐ以前に、絶対に崩してはいけない土台です。

現場目線で考える対策は、特別なことではありません

クレームを減らすために必要なのは、派手なテクニックではありません。工事前に取付位置、配管ルート、電源、追加工事の有無をきちんと確認すること。追加費用が出る可能性があるなら、作業前に伝えること。工事中は、想定と違うことが出た時点で勝手に進めず、一度共有すること。工事後は、水漏れや使い方で注意してほしい点を短くても説明すること。実際、メーカー説明書でも、据付完了後に試運転を行って異常がないか確認し、使用方法を説明するよう案内されています。クレームが少ない業者さんは、結局こういう当たり前を毎回崩しません。

最後に

エアコン工事のクレームは、単純な施工ミスだけで起きるわけではありません。説明不足、確認不足、ドレンや断熱の甘さ、固定の詰め不足、電気まわりの軽視。こうした細かい部分が積み重なって、お客様の不満や不安になります。逆に言えば、クレームは減らせます。現場で差が出るのは、特別な才能より、確認を飛ばさない姿勢です。エアコン工事は、ただ付ける仕事ではありません。安心して使い始めてもらうところまでが工事です。そこまで丁寧に考えられる業者さんほど、結局は長く信頼されると私は思います。


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