NEWSお知らせ

閑散期とは?まず“相場観”をつかんでおこう

2025.10.18お知らせ

エアコン工事業界では、一般に 春~秋(特に夏前~夏期) に工事需要がピークになり、秋後半~冬~早春 に仕事量が落ち込む傾向が強い。実際、量販店案件中心の業者は、秋~冬に仕事が「ぱったり減る」と言われている。 株式会社プラスエア | 全国の協力業者・協力会社募集中+3株式会社日本空調 -+3株式会社日本エアコンサービス |+3

ただし、需要がゼロになるわけではなく、「冷房の新設・交換」が減る一方で、暖房利用・故障対応・メンテナンス需要は残る。これをどう“拾うか”が鍵になる。

だからこそ、閑散期を「ただ暇な期間」と考えるのではなく、「仕込み時期」「基盤を強くする時期」と捉えられるかが、強い事業者との差になる。

では、ランキング形式で優先度高めの仕事を挙げ、それぞれの肝と実践のコツを述べよう。

閑散期にやるべき仕事ランキング(+補足)

以下は、僕なりに「効果・実現性・将来性」を総合して順位づけした「閑散期にやる仕事トップ10」。もちろん地域・工事対象(家庭用/業務用)で適性は変わるから、自社の事情に合わせて順序を変えてもいい。

順位 仕事 狙い・強み 実践のコツ・注意点
1 エアコンクリーニング・メンテナンス 冬場でも“暖房運転中に効きが悪い”“ホコリ臭い”“電気代が高くなった”といった相談は出るから、冷房中心期の隙間を埋められる。量販店業者もこの路線を強化している。 ACサポート+3株式会社日本空調 -+3株式会社プラスエア | 全国の協力業者・協力会社募集中+3 標準化したプラン(フィルター洗浄+ドレン清掃+防カビ処理など)を組んでおく。単価を上げすぎないようプラン幅を持たせて複数顧客層を取れるようにする。清掃機器の準備や部品ストックをあらかじめ整えておく。
2 定期点検保守契約(年間メンテナンス契約) 「単発工事」に依存しないキャッシュフローをつくれる。また閑散期にも仕事が回る基盤になる。 エレスト+3株式会社 APJ |+3ACサポート+3 契約内容を魅力的に設定:年1回+優先対応サービス・割引など。顧客フォローを怠らない。法人・事業者向けを狙うと契約数を確保しやすい。契約先を広げてリスク分散を。
3 暖房機器・暖房補助機器の取り扱い ガスファンヒーター・石油ストーブ・床暖房・パネルヒーターなど、暖房需要が出る地域では冬場の仕事に変換できる。 株式会社 APJ |+2株式会社日本エアコンサービス |+2 暖房機器を扱うための技術取得・安全対策をしっかり。既存顧客に対する“暖房効率アップ”提案型セールスを行う。扱う商材を早めに仕入れておく。
4 住宅設備・付帯工事(換気扇・レンジフード・浴室乾燥機など) エアコンだけでなく、空気環境・換気まわりも“住まいの快適性”という文脈で提案できる。工務店などとの連携も可能。 ACサポート+3株式会社日本エアコンサービス |+3株式会社日本空調 -+3 初期の対応ノウハウを用意。見積り精度を上げて失注を防ぐ。扱う商材・部材を揃えておく。自社の強み(たとえばエアコン業者なら配管や電気系統の知見を活かせる)を活かして横展開。
5 電気工事・コンセント増設・配線工事 エアコン交換や冷暖房機器を扱っているなら電気まわりの仕事は親和性高い。たとえばエアコンの設置でブレーカー交換や電圧対応が必要になることもある。 株式会社 APJ |+2株式会社日本エアコンサービス |+2 電気工事士の資格取得は必須レベル。電力設備の知識を補強して事故リスクを下げる。電気業者と提携して仕事を共同で受けるルートづくりも。
6 中古エアコンの買取・再販 取り外したエアコンをきれいにリフレッシュして再販すれば、工事しない時期でも在庫回転で収益を出せる。 株式会社 APJ | 仕入れルートを確保(量販店からの撤去品、取替現場の取り外し品など)。クリーニング設備・整備ノウハウを持つことが重要。保証規定やクレーム対応もきちんと。
7 他業者からの下請/シェア工事 閑散期に案件を持て余す他の業者と協調して、人手を貸す/案件を受けるという形をとる。仕事ルートを広げられる。 株式会社 APJ |+2ACサポート+2 信頼できる業者ネットワークを作っておくこと。料金取り決め・支払条件を明確にして、トラブルを防ぐ。
8 ホームページ・SNS強化/SEO・コンテンツ発信 閑散期にこそ集客基盤を強化すべき。ブログ・事例・動画で情報発信をしておけば、繁忙期に問い合わせが増える。 株式会社日本エアコンサービス |+4株式会社プラスエア | 全国の協力業者・協力会社募集中+4エレスト+4 キーワードを意識(例:「エアコンクリーニング」「エアコン業者 募集」「エアコン メンテナンス 地域名」など)しながら記事を書く。写真や施工事例を定期的に更新。SNSで信頼感を出す。外部サイトからのリンクも少しずつ増やしておく。
9 資格取得・スキル向上・社員教育 次の繁忙期に対応できる体制を作るための自己投資。取得しておくと業務幅が広がる。 株式会社日本エアコンサービス |+3株式会社日本空調 -+3株式会社 APJ |+3 タイムスケジュールを組む。講習代や勉強時間の計画を立てて割り当てる。現場で使える技術や最新機器知識を優先。社員に技術共有する仕組みを作る。
10 車両/工具のメンテナンス・整備 現場ツールや車両が壊れるのは致命的。閑散期に整備・点検・補修を済ませておけば、繁忙期にロスが出ない。 株式会社日本空調 -+2株式会社 APJ |+2 メンテナンス項目チェックリストを作って定期管理。予備工具や部品を補充しておく。作業効率化も考えて道具の新調や整理整頓も行う。

上位戦略の深掘り:なぜ “クリーニング・メンテナンス・保守契約” が最強と言われるか

たとえば、「クリーニング・メンテナンス」を上位に置いたのは、それ自体が閑散期でも需要が完全に途切れるわけじゃないからだ。暖房を使っていて風が弱い、臭いがする、効率が落ちて電気代が上がったと感じる、といった訴えは冬場にも出る。量販店絡みの業者も、エアコン内部洗浄を閑散期対策として強化すべし、という声が多い。 株式会社 APJ |+3株式会社プラスエア | 全国の協力業者・協力会社募集中+3ACサポート+3

さらに、定期保守契約(年契約型)は、「単発売上」ではなく「ストック型収益」に近づけられる。いわば、閑散期が来ても“毎月少しずつ入る柱”があるような状態をつくるわけだ。そうなると、心理的な余裕も出るし、繁忙期に焦らず動ける。

これらを柱に据えたうえで、暖房関連や付帯工事、電気工事といった“関連事業”をバランスよく持つと、閑散期でも拡張余地ができる。

実践で成功させるための“仕組みづくり”ポイント

ただ「やるべき仕事」をリストアップするだけじゃ弱い。閑散期対策を“仕組み”にすることが大事。具体的に意識しておきたいポイントを以下に。

・仕事の優先ルートを複数持つこと

量販店だけ、個人向けだけ、というルート集中型だと閑散期でリスクを丸抱えすることになる。リフォーム会社・工務店・不動産管理会社・法人のビル管理会社など、工事案件を発注しうる業態と関係性を作っておくこと。季節特性の異なる工事を回してもらえるよう交渉しておく。

・料金プランを明確化し、スムーズに受注できる流れを作ること

閑散期では、顧客の検討期間が長くなりがち。だから見積もりのレスポンスを早く、工事開始までの流れを明示しておく。クリーニングなら「標準プラン」「ハイグレードプラン」「保守付きプラン」など複数選択肢があると受注しやすい。

・顧客フォロー・既存顧客活用を怠らないこと

既存顧客には季節ごとに声をかけられる体制を。たとえば「寒くなる前に暖房効きチェックをしませんか?」「去年掃除したけど今年もどうしますか?」といった案内。これがメンテナンス・クリーニング契約につながるきっかけになる。

・発信・集客資産をつくっておくこと(SEO・コンテンツ型集客)

情報発信すると、“問い合わせゼロの期間”を減らせる。ブログ記事、FAQページ、施工事例、動画、SNS投稿などを継続しておくと、検索流入や見込み客がつながりやすくなる。「エアコン クリーニング 地域名」「エアコン 工事 業者 募集」などのワードを意識して記事を作ると、協力業者募集的な文脈でも集まりやすくなる。

・キャッシュ余裕をつくっておくこと

閑散期に稼ぎが激減するのはよくあること。だから、繁忙期の売上の中から一定を“閑散期準備資金”として留保しておくと、守りがきく。無理な割引を多用して利益率を下げすぎないように注意。

まとめ:閑散期を“杖”にできる業者になる

閑散期は「休む期間」ではなく、「強くなる準備期間」だと捉える。クリーニング・保守契約を軸に置きつつ、関連事業・技術拡張にも手を伸ばす。顧客フォローと発信を地道に続け、仕事ルートを分散しておけば、閑散期の落ち込みを最小化できる。


この度は、株式会社プラスエアのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
株式会社プラスエアは、『顧客満足、高品質、信頼などの【プラス】』を届けられる『空調工事会社【エア】』にしたいという思いが込められております。
『お客様やお取引様には弊社に工事をお願いしてよかった!と思っていただけるように』
『協力業者様には弊社の協力業者になってよかった!と思っていただけるように』
お客様やお取引先様、協力業者様に何か【プラス】を与え続けられるよう日々精進しております。
また弊社では、常に新しい技術や知識を取り入れ、その情報を協力業者様に共有することで、施工レベルを強化しております。
昨今の異常気象ともいえる猛暑や、多機能モデルの増加により、結露などの水漏れリスクが高まっております。
弊社は、お客様満足度を高め空調設備業界の最新のニーズに対応できるよう、空調のプロフェッショナルとしてこれからもお客様やお取引先様、協力業者様のご要望にお応えし続けて参ります。
株式会社プラスエアではエアコン工事協力業者様を大募集しております。
お話だけでも構いません。お気軽にお問い合わせください。

電話番号:052-799-7227
お問合せ:https://plus-air.co.jp/contact

 

pagetop