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エアコン工事でよくあるトラブル事例と、その原因・対策をプロの視点で語る

2025.08.06お知らせ

エアコンの取り付け工事は、一見するとルーチンワークのように思われがちです。
しかし実際の現場では、建物の構造、電源設備、お客様の要望、そして天候まで…あらゆる要素が影響してくるため、「一つとして同じ現場はない」と言っても過言ではありません。
だからこそ、ちょっとした油断や思い込み、確認不足がトラブルにつながってしまうことも少なくありません。

今回は、これまでの現場経験をもとに、エアコン工事で本当に多いトラブルの具体例と、その原因・対策をプロ目線で整理してみました。
これから協力業者として現場を増やしていきたい方や、品質向上を目指す職人さんにとっても、日々の仕事の振り返りとして役立てていただける内容になっています。

トラブル①:設置後すぐに起こる「水漏れ」

最も多く寄せられるクレームのひとつがエアコンからの水漏れです。
水が垂れてくると、お客様はすぐに「エアコンが壊れた」「工事ミスだ」と不安になり、場合によってはクロスや床の張り替えまで発展するケースもあります。

原因の多くはドレン関連の施工不備

・ドレンホースの逆勾配
・ホースの折れやつぶれ
・断熱不足による結露
・虫やゴミによる詰まり

いずれも、施工時のちょっとした確認で防げる内容ばかりです。
ホースを通す前に水準器で傾斜をチェックする、室内側でホースが強く曲がらないようなルートを取る、外部は防虫キャップや断熱材を忘れず巻く――こういった基本動作の徹底が、トラブル防止の第一歩です。

トラブル②:冷えが悪い、またはまったく冷えない

設置してすぐ、「まったく冷えない」「効きが悪い」と言われるケースも珍しくありません。
このトラブルは、冷媒ガスの漏れ真空引きの不十分さが主な原因となることが多いです。

フレア加工や締め付けの精度に注意

・フレアの加工不良(角度が甘い、バリがある)
・トルク不足(または締めすぎ)による漏れ
・真空引きの時間が短くて気密性が不十分

これらも、「慣れてきた頃」が一番危ないポイントです。
スピード重視で作業を進めていると、フレア加工や真空引きが雑になりがちですが、その“数分の時短”が、後日の再訪やガス補充という大きな手間に化けます。
トルクレンチは必ず使用し、作業後の気密チェックは習慣化しておくべきです。

トラブル③:室外機の振動や騒音が気になる

お客様から「夜になるとブーンと音がする」「振動が寝室まで伝わってくる」と言われることもあります。
実際、室外機の設置状況によっては建物を通じて振動音が大きく伝わることがあります。

設置環境の判断と防振対策がカギ

・設置面が不安定(砂利、コンクリ未処理など)
・防振ゴムを使っていない
・壁面取付の際、アンカーの位置が悪い

特にアパートやマンションのベランダでの壁掛け設置では、金具を通じて階下へ音が伝わることもあります。
対策としては、防振ゴムの使用を基本に、設置場所の選定段階から「音が伝わりにくい位置」を意識することが重要です。

トラブル④:配管穴の位置がずれて室内機が傾いてしまった

取り付けたエアコンが斜めに見える、配管が不格好になっている、というクレームも実際にあります。
原因は壁の内部構造を確認せず穴あけしたことによる位置ズレがほとんどです。

筋交いや構造材に注意

・柱や筋交いを避けるためにズラした結果、室内機と配管位置が合わなくなる
・穴あけ位置が高すぎて勾配が逆になり、ドレン水が逆流

解決するには、下見の段階での確認が非常に大切です。
レーザー墨出し器を使ってしっかり位置取りを行うこと、穴をあける前に必ず内外を照合すること。基本の確認が命です。

トラブル⑤:電圧違いやブレーカー容量オーバー

最後に忘れてはならないのが、電気系のトラブルです。
お客様から「ブレーカーが落ちる」「つけたら電源が入らない」といった相談が来る場合、施工側の確認不足であることが多いです。

よくある電気系トラブル

・200Vエアコンを100Vのコンセントに接続
・専用回路でない場所への接続
・ブレーカー容量不足

これらは、現地確認の段階で回避できるものです。
お客様からの口頭情報を鵜呑みにせず、必ずブレーカーを開けて専用回路の有無を確認し、不安があればその場で追加工事の提案をすることが重要です。

まとめ:トラブルを減らすために必要なのは「初心の徹底」

エアコン工事のトラブルは、実は特別なミスから起きるのではなく、「基本の見落とし」から発生するケースが圧倒的に多いんです。

忙しい日ほど、「まぁ大丈夫だろう」「いつも通りやれば問題ない」と気が緩んでしまう。
でも、そういうときに限ってトラブルは起きるものです。

だからこそ今一度、「水勾配の確認」「フレアの精度」「真空引きの時間」「トルク管理」「配管穴の位置取り」「電気設備のチェック」――この基本動作を、毎回丁寧に行う姿勢が、トラブルを未然に防ぎ、現場での信頼を積み重ねる近道になります。

信頼される職人・協力業者になるために

もしあなたが今、「もっと信頼されたい」「現場を増やしたい」「クレームの少ない仕事をしたい」と感じているのであれば、今回紹介したトラブル事例を参考に、日々の作業をもう一度見直してみてください。
実際、信頼されている職人さんほど、“当たり前のこと”を誰より丁寧にやっています。

当社では、そういった“丁寧な仕事ができる職人さん”と、長く付き合っていきたいと考えています。
エアコン工事に誇りを持っている方、トラブルの少ない施工を目指している方、ぜひ一度ご連絡ください。
ともに、信頼と実績を積み上げていける関係を築いていけたらと思っています。


この度は、株式会社プラスエアのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
株式会社プラスエアは、『顧客満足、高品質、信頼などの【プラス】』を届けられる『空調工事会社【エア】』にしたいという思いが込められております。
『お客様やお取引様には弊社に工事をお願いしてよかった!と思っていただけるように』
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お客様やお取引先様、協力業者様に何か【プラス】を与え続けられるよう日々精進しております。
また弊社では、常に新しい技術や知識を取り入れ、その情報を協力業者様に共有することで、施工レベルを強化しております。
昨今の異常気象ともいえる猛暑や、多機能モデルの増加により、結露などの水漏れリスクが高まっております。
弊社は、お客様満足度を高め空調設備業界の最新のニーズに対応できるよう、空調のプロフェッショナルとしてこれからもお客様やお取引先様、協力業者様のご要望にお応えし続けて参ります。
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