高機能エアコンは壊れやすい?シンプルなエアコンとの違いと選び方
2025.02.17お知らせ
最近のエアコンは、多機能化が進んでおり、AI制御や空気清浄機能、フィルター自動掃除、さらにはスマートフォンとの連携機能まで搭載されたモデルが増えています。しかし、「機能が多いと壊れやすいのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
結論から言えば、高機能なエアコンは構造が複雑なため、壊れるリスクは上がる傾向にあります。ただし、その一方で快適性や省エネ性能が向上するメリットもあるため、「壊れにくいからシンプルなエアコンが絶対に良い」とも言い切れません。
この記事では、高機能エアコンが壊れやすい理由と、どのようなエアコンを選ぶべきかについて詳しく解説していきます。
高機能エアコンはなぜ壊れやすいのか?
高機能エアコンが壊れやすいと言われる理由はいくつかあります。ここでは、主な要因を解説していきます。
- 構造が複雑になり、故障のリスクが増える
昔のエアコンは、リモコンで温度設定をして「冷房・暖房」を動かすだけのシンプルなものが主流でした。しかし、最近のエアコンは以下のような機能を搭載しています。
- 人感センサー(人のいる場所に風を送る機能)
- フィルター自動掃除機能(掃除の手間を減らす機能)
- 空気清浄機能(ウイルスや花粉を除去する機能)
- AI学習機能(部屋の温度や湿度の変化を学習し、最適な運転をする)
- スマートフォン連携(外出先からエアコンを操作できる)
これらの機能が増えることで、センサーや電子基板、モーターなどの部品点数が多くなり、どこか一つでも故障すると正常に動かなくなる可能性があります。
例えば、「フィルター自動掃除機能」のブラシが動かなくなると、内部のホコリが蓄積し、冷房効率が下がる原因になります。また、「人感センサー」が誤作動を起こせば、意図しないタイミングでエアコンが止まったり動いたりすることもあります。
- 電子基板の負担が増える
高機能なエアコンは、従来のアナログな構造から、デジタル制御がメインになっています。
例えば、インバーター制御を搭載したエアコンは、コンプレッサーの回転数を細かく制御して消費電力を抑えることができますが、その分、電子基板への負担が大きくなるのです。
また、Wi-Fi機能を搭載したエアコンは、常にインターネットに接続しているため、基板が熱を持ちやすくなり、長年使ううちに故障するケースもあります。
一般的に、電子部品は熱や湿気に弱いため、エアコン内部の湿度管理が不十分だと、基板の劣化が早まる原因になります。
- 部品点数が多くなることで、故障リスクが増える
エアコンの寿命は10〜15年が一般的ですが、部品点数が増えることで、どこかのパーツが先に壊れるリスクが高まります。
例えば、
- 温度・湿度センサーが故障すると、冷房や暖房の制御がうまくいかなくなる
- フィルター自動掃除機能のモーターが壊れると、フィルターが詰まって冷暖房効率が低下
- **スマート機能(Wi-Fi制御)**が故障すると、遠隔操作ができなくなる
一つの部品が故障しただけでも、エアコン全体の動作に影響を及ぼす可能性があります。特に、メーカーによっては部品の在庫がなく、修理ができないケースもあるため、注意が必要です。
それでも高機能エアコンを選ぶメリット
「壊れるリスクが高いなら、高機能エアコンはやめたほうがいいのでは?」と思うかもしれませんが、一概にそうとも言えません。
高機能エアコンには、以下のようなメリットがあります。
- 快適性の向上
人感センサーや温湿度センサーによって、部屋の温度を自動調整できるため、常に快適な環境を維持できる。 - 省エネ性能が高い
インバーター制御により、電気代を抑えながら効率よく冷暖房ができる。 - メンテナンスの手間が減る
フィルター自動掃除機能があれば、こまめに掃除しなくてもエアコンの性能が維持される。
そのため、「多少壊れるリスクがあっても、快適な生活を送りたい」という方には、高機能エアコンが向いています。
結論:シンプルなエアコンと高機能エアコン、どちらを選ぶべき?
エアコンを選ぶ際には、「何を重視するか」がポイントになります。
耐久性を重視するなら、シンプルなエアコン
- 機能が少ないため、壊れるリスクが低い
- 電子基板の負担が少なく、長持ちしやすい
- 修理がしやすく、部品交換のコストが抑えられる
おすすめの人
「とにかく長く使いたい」「壊れるリスクを減らしたい」人に向いている。
快適性や省エネを重視するなら、高機能エアコン
- 自動運転で、快適な室温を維持できる
- 省エネ機能が充実しており、電気代を節約できる
- フィルター掃除の手間が減る
おすすめの人
「エアコンの性能を最大限活かしたい」「メンテナンスの手間を減らしたい」人に向いている。
まとめ
エアコンは、機能が多いほど構造が複雑になり、故障リスクが高くなる傾向があります。ただし、その分快適性や省エネ性能が向上するため、必ずしもシンプルなエアコンが良いとは限りません。
「長持ちするシンプルさを取るか、快適性を取るか」
エアコン選びの際には、自分のライフスタイルに合わせて選ぶのが重要です!
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