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第二種電気工事士があると仕事が増える理由

2025.11.07お知らせ

エアコン工事をしていると、現場で「電源が足りない」「新しく配線を引きたい」という場面に出会うことがある。
そんなときに必要になるのが“電気工事士”という資格だ。
特に、第二種電気工事士を持っていると、エアコンだけでなくリフォームや住宅設備の工事まで幅広く対応できるようになる。
実際、この資格を持っている職人は、業界の中でも仕事の依頼が絶えない。
では、なぜ第二種電気工事士があると仕事が増えるのか。その理由を詳しく見ていこう。

電気工事ができる範囲が広がる

第二種電気工事士は、一般住宅や店舗など600ボルト以下の電気工事を行うことができる国家資格だ。
つまり、この資格を持っていれば、エアコン工事だけでなく、照明器具の設置、コンセントの新設、分電盤の増設など、幅広い電気作業を自分で対応できる。

無資格の状態では、法律上できる作業範囲が限られてしまうため、配線の接続や電源回路の工事を他業者に依頼する必要が出てくる。
そのたびに作業が止まり、時間とコストがかかる。
一方で、資格を持っている職人は、その場で電気工事を完結できるため、現場の進行がスムーズになる。
元請けにとっても「この人なら電気も見れるから安心だ」と信頼され、結果として仕事の依頼が増えるのだ。

電気設備の需要が急増している

最近の住宅や店舗では、省エネ機器やスマート家電が増え、電気まわりの工事がますます複雑になっている。
エアコンだけでなく、IHクッキングヒーター、エコキュート、EV充電設備など、すべて電気工事と関わりが深い。
こうした設備の増加に伴って、電気工事士の需要も年々上がっている。

特に第二種電気工事士は、家庭用設備に対応できるため、住宅リフォームやリノベーションの現場で重宝されている。
「エアコンを取り付けたいけど、同時に分電盤も見てほしい」「照明を増やしたい」といった依頼も、資格があればすぐに対応できる。
その結果、一度の訪問で複数の作業を請け負うことができ、単価アップにもつながる。
これが資格保持者が“選ばれる職人”になる最大の理由だ。

元請け・お客様からの信頼が厚くなる

資格を持っているということは、法律や安全基準に基づいて正しく施工できる証明でもある。
第二種電気工事士の試験では、電気理論や配線図、施工法、安全管理などを学ぶ。
この知識を持つことで、現場での判断力が格段に上がる。

実際、元請けの立場から見ても、「有資格者=安心して任せられる人」という評価につながる。
特に電気まわりの工事は、万が一のミスが事故や火災に直結するため、資格の有無が信頼を左右する。
同じ実力の職人でも、資格を持っているだけで優先的に仕事を任されるケースは多い。
結果として、紹介やリピートの案件が増え、安定した収入につながっていく。

多能工として活躍できる

第二種電気工事士の資格を持っていると、エアコン工事に加えて、リフォーム分野でも活躍の幅が広がる。
たとえば、壁紙を貼り替えるついでに照明位置を変えたり、キッチンリフォームの際にコンセントを追加したりと、現場対応が柔軟にできる。
今の時代、エアコンだけの職人よりも「電気も内装もある程度できる職人」のほうが重宝される。

特にリフォーム会社や不動産管理会社との取引では、電気系の知識を持っている職人が求められている。
こうした案件は、エアコンシーズンが終わった冬場にも発生するため、繁忙期・閑散期の波が少なくなる。
つまり、資格を持つことで“年間を通して安定した仕事”を得やすくなるのだ。

独立・開業にも有利

将来的に個人事業主として独立を考えている人にとっても、第二種電気工事士は必須レベルの資格だ。
個人で仕事を受ける際、無資格では電気工事の請負ができない。
一方で資格があれば、エアコン設置から電気回路の新設まで一括対応できるため、お客様からの信頼を得やすく、単価交渉もスムーズに進む。
また、ハウスメーカーや工務店からの直接依頼も受けやすくなるため、収入面でも大きな差が出る。

特に最近は、リフォームや省エネ設備の需要が伸びており、「エアコン+電気」「リフォーム+電気」といった複合工事を一人でこなせる職人は引く手あまただ。
資格があることで、将来的に独立しても安定して仕事を得られる環境が整う。

現場でのトラブルを減らせる

現場では、思わぬトラブルが発生することがある。
電圧が不安定だったり、ブレーカー容量が足りなかったり、配線の位置が間違っていたり。
こうしたときに電気の知識がないと、判断を誤ってしまうこともある。

しかし、第二種電気工事士を持っていれば、こうした問題をすぐに見抜き、安全かつ正確に対応できる。
これは単なる資格の有無ではなく、施工全体のクオリティに直結する部分だ。
現場でトラブルを防ぐ力がある職人は、元請けからの信頼が厚くなり、「またお願いしたい」と指名されることが増える。
それが安定した仕事量につながる。

まとめ:資格は“信頼と仕事量”を生む投資

第二種電気工事士は、単なる資格ではなく“信頼を得るための道具”だ。
この資格を持つことで、扱える工事の幅が広がり、リフォームや設備関連の案件にも対応できるようになる。
また、現場での判断力や安全意識が高まることで、ミスやトラブルが減り、結果的に仕事の依頼が増える。
多能工としての価値も上がり、独立後の仕事の安定にもつながる。

エアコン工事をしている人にとって、第二種電気工事士は「取って損のない資格」どころか、「持っていないともったいない資格」と言える。
これからの時代、技術と信頼を兼ね備えた職人こそが、長く活躍できる。
資格を取って、現場で選ばれる存在を目指そう。


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