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猛暑の高温が室外機に与える危険なトラブルとその対策

2025.08.26お知らせ

真夏の猛暑は人間にとっても厳しい環境ですが、実はエアコンにとっても大きな試練です。特に外気に直接さらされる室外機は、高温にさらされることで様々なトラブルを引き起こしやすくなります。室内を冷やすためにフル稼働する時期だからこそ、室外機の状態がエアコン全体の性能や寿命を大きく左右します。ここでは、猛暑による室外機の高温トラブルの実態と、その予防策について詳しく解説していきます。

室外機はなぜ猛暑に弱いのか

室外機は、冷媒ガスを圧縮して熱を放出する役割を持っています。このときに中心となるのがコンプレッサーであり、冷媒の圧縮によって発生する熱を効率的に逃がすことで初めて正常に稼働します。しかし猛暑の時期は、外気温が35℃を超えるだけで放熱効率が下がり、室外機自体が非常に高温になりやすくなります。直射日光を受ける環境では筐体の表面温度が50℃を超えることもあり、内部の電子部品や配線への負荷は計り知れません。つまり猛暑は室外機の冷却性能を著しく低下させ、冷房能力不足や故障リスクを高めるのです。

猛暑で発生しやすい室外機のトラブル

猛暑時の室外機では、特に次のようなトラブルが頻発します。まず最も多いのは「冷えが悪くなる」という現象です。熱交換効率が下がることで冷媒ガスの温度が下がりきらず、室内機から十分な冷気を送り出せなくなります。その結果、利用者から「設定温度まで下がらない」「エアコンが効かない」というクレームにつながるのです。

次に多いのが「コンプレッサーの異常加熱」です。コンプレッサーは過負荷状態に陥ると保護回路が働き、自動的に停止します。これを繰り返すと「突然エアコンが止まる」といった症状が現れます。さらに過熱状態が長時間続けば、コンプレッサーの焼き付きや絶縁不良といった重大な故障に発展しかねません。

また、猛暑時には「異音や振動」も発生しやすくなります。高温によって部品が膨張したり、ファンモーターに負担がかかったりすることで、室外機から普段聞き慣れない大きな音が出ることがあります。これが放置されるとファンの破損や軸受けの故障につながり、修理費用が高額になるケースも少なくありません。

設置環境がトラブルの発生を左右する

同じ猛暑でも、室外機の設置環境によってトラブルの起こりやすさは大きく異なります。例えばベランダのコンクリートの照り返しや西日の直撃を受ける場所では、室外機が常に高温にさらされます。さらに風通しの悪いスペースや、周囲を物で囲んでいるケースでは、放熱が妨げられ内部温度が上昇しやすくなります。庭先や駐車場でも、アスファルトの熱がこもる環境ではトラブルリスクが高まります。つまり「設置場所の条件」が室外機の寿命とトラブル発生率を大きく左右しているのです。

高温トラブルを防ぐための対策

室外機を猛暑から守るためには、いくつかの工夫が必要です。まず基本となるのは「直射日光を避ける工夫」です。すだれや遮熱ネットを設置して日陰を作るだけでも、表面温度の上昇をかなり抑えることができます。ただし通気性を妨げないように配置することが重要です。

次に「風通しの確保」です。室外機の前後左右にはできるだけ物を置かず、空気がしっかり流れるようにしましょう。植木鉢や自転車、収納棚などが周囲を塞いでしまうと放熱が妨げられ、内部温度が下がりにくくなります。施工の際にも、将来的に風通しが確保されるかを見極めることが施工業者の腕の見せどころです。

さらに「定期的なメンテナンス」も欠かせません。熱交換器フィンにホコリやゴミが付着すると冷却効率が大幅に低下します。定期的に水で洗い流す、または業務用エアダスターで吹き飛ばすといった作業で、室外機の放熱性能を維持できます。フィンが変形している場合には専用のフィンストレートナーで整えると効果的です。

業者として意識すべきポイント

エアコン工事業者にとって、猛暑の高温トラブルはクレームの原因となりやすい部分です。施工時に「日射を避けた設置場所を選ぶ」「周囲に十分なスペースを確保する」といった提案をすることで、お客様の満足度は大きく高まります。また、事前に「猛暑時は効きが悪くなる可能性があるため、遮熱対策や清掃を行うと効果的」と説明しておけば、トラブルが発生したときでも信頼を得やすくなります。工事業者としては施工の丁寧さだけでなく、猛暑対策の知識を持って提案できるかどうかが、今後の受注量やリピーター獲得に直結するのです。

まとめ:猛暑に強い室外機環境をつくることが大切

猛暑はエアコンにとって過酷な試練であり、特に室外機への負担は非常に大きなものです。高温トラブルは冷房効率の低下、コンプレッサーの故障、異音や突然の停止といった形で現れます。しかし設置環境の工夫や遮熱対策、定期的なメンテナンスによって、その多くは未然に防ぐことができます。施工業者としては「ただ設置する」だけでなく、「長く安心して使える環境を提案する」姿勢が求められています。エアコンは今や生活に欠かせない設備だからこそ、猛暑に負けない室外機の環境づくりが、快適な夏を過ごすための最大のポイントです。今年の猛暑も例年以上の厳しさが予想されています。エアコン工事業者として、しっかりと知識と対策をお客様に届けられるよう意識していきましょう。


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