土壁に穴を開けるエアコン工事、その一手間が信頼を生む理由
2025.07.29お知らせ
エアコンの取り付け工事をしていると、「え?ここ土壁だ……」という場面に出くわすこと、意外とありますよね。特に築年数の古い戸建てや、古民家再生住宅、あるいは田舎の母屋や離れなどでは、まだまだ**土壁(漆喰や中塗り壁)**の家が現役で使われていたりします。
正直に言えば、普通のベニヤや石膏ボードに比べて、土壁は工事の難易度がぐっと上がる素材です。だからこそ、施工時の対応力が業者としての評価に直結するし、その一件の工事をきっかけに、継続的な取引につながることも多いです。
今回はそんな「土壁にエアコンの配管穴を開けるときの注意点」について、実践的かつ信頼を得るためのノウハウを交えて、しっかり解説していきます。
土壁は“壊れる前提”で考えるな
まず知っておきたいのは、土壁は振動や衝撃に極端に弱いという点です。中には竹小舞や木摺りが入っており、その上に藁と土を塗って、さらに漆喰で仕上げている構造になっていることが多いです。
つまり、電動工具で一気にガリっと穴を開けようとすれば、壁が割れる・崩れる・穴が必要以上に大きく広がってしまうなど、トラブルの原因になります。
雑に扱えば、「うわ、こんな業者もう呼ばないで」と一発アウト。だけど丁寧に仕上げれば、「あの人、ちゃんとしてたね」と覚えてもらえます。つまり、土壁工事は丁寧な職人の価値が見えやすいチャンスの現場なんです。
穴あけ前の準備が全てを決める
土壁にエアコンの配管穴(スリーブ)を通すには、まず下調べと下準備が何より大切です。
現場に入ったら、まずは壁の厚みを確認します。だいたい100mm〜200mmほどですが、家によってはそれ以上の厚みがあることもあります。また、漆喰の奥に中塗り、その奥に藁と土、さらに竹小舞……と何層にもなっているため、貫通には慎重さが求められます。
また、壁の裏側の状況もしっかり把握しておかないと、穴が思わぬ方向に抜けてしまったり、外から見える位置に出てしまうことも。施工後のクレームを防ぐ意味でも、お客様や現場監督としっかり打ち合わせしておくことが重要です。
さらに、内部に電気配線や水道管が通っていないか、壁内センサーや配線チェッカーで事前確認しておくのも、プロとしての基本です。
穴あけは手工具から始めるのが基本
いよいよ穴あけ作業に入りますが、ここが一番腕の見せどころです。
いきなりインパクトドライバーやコアドリルで攻めてしまうと、土壁が崩れたり、外壁まで一気に割れてしまう可能性があります。だからこそ、まずはキリや千枚通しなどの手工具で、壁の表面を慎重に突いて中の感触を探ることから始めます。
壁の中の竹小舞や藁がどのあたりにあるか、手の感覚で確認しながら、少しずつ掘り進めていくのがベスト。もし藁に引っかかったら、無理に押し込まず、一旦止めてルートを修正する柔軟さが必要です。
ここで焦ると失敗につながります。回転工具を使うときも、低速回転・弱いトルクで少しずつ進めるのが基本中の基本です。
スリーブ管の固定と気密処理が肝心
穴が無事貫通しても、まだ気は抜けません。次はスリーブ管の取り付けです。通常の住宅であれば、スリーブ管はスポッと入れて、パテやモルタルで周囲を固めるだけで済みます。
しかし、土壁はスリーブが抜けやすく、固定が甘いと後にガタつくことが多いです。だからこそ、土壁の外周部にはしっかりと補強材(発泡ウレタンや壁パテ、モルタル)を使用して、スリーブをガッチリと固定する必要があります。
また、内外の気密性を保つために、スリーブ周りをコーキングやシリコンでしっかり密閉しておくこと。こうすることで、隙間風や虫、さらには雨水の侵入も防げますし、エアコンの性能も最大限に引き出せます。
仕上げとして、配管カバーや外化粧板を丁寧に取り付け、見た目も美しくしておくと、「見た目まで気を遣ってくれたんですね」とお客様の満足度もグッと上がります。
「土壁対応できます」は最大の強み
近年は古民家リノベーションや和風建築の再評価も進んでおり、そうした物件ではまだまだ土壁が現役で使われているケースが多いです。そして、そんな物件のオーナーやリフォーム業者が困っているのが、**「エアコンをつけたいけど、土壁に対応できる業者がいない」**ということ。
だからこそ、「土壁へのエアコン取付もお任せください」と堂々と言える業者は重宝されますし、リピーターや紹介も増えていきます。
実際、丁寧に土壁の工事をしてあげたことで、後日そのお宅の別の部屋の追加工事を依頼されたり、ご家族の別の家でも施工依頼をいただけることも珍しくありません。
このように、土壁の工事は単なる“技術”ではなく、“信頼”につながる仕事なんです。
まとめ
エアコン工事において、土壁は確かに手間がかかるし、気も遣う。でも、その一件の工事が、業者としての信頼を勝ち取る大きなチャンスになることもある。
「丁寧にやってくれてありがとう」「他の業者では断られたのに、助かりました」
そんな言葉をいただける瞬間は、何よりもやりがいになりますよね。
これからも、ただ“取り付けるだけ”の工事ではなく、“ひとつひとつ丁寧に、信頼を積み重ねる”工事をしていきたい。そう思わせてくれるのが、土壁との向き合い方だと思います。
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