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真夏のエアコン工事で倒れないために──職人が実践するリアルな熱中症対策とは?

2025.06.07お知らせ

エアコン工事の現場と聞くと「涼しそうな仕事」というイメージを持たれることもありますが、実際はその真逆。特に真夏の繁忙期になると、現場は想像を絶する暑さになります。室外機の設置は炎天下、屋根裏や天井裏での作業はサウナのような蒸し暑さ、そして何より多忙による休憩不足。
この過酷な環境の中で最も注意しなければならないのが熱中症です。

エアコン工事の仕事は、暑ければ暑いほど仕事量が増えるという矛盾を抱えています。体力が落ちる時期に、最も体を酷使する作業が続く──この現実をどう乗り越えるかが、夏を無事に、そして効率よく稼ぐためのカギになります。今回は、そんな現場で職人たちが実際に取り入れている熱中症対策を中心に、業者として安全かつ安定して働き続けるための方法を紹介します。

なぜエアコン工事は“熱中症リスク”が高いのか?

まず最初に理解しておきたいのは、エアコン工事という仕事の特性です。エアコンを新しく設置するタイミングは、当然ながらまだ冷房が効いていない空間。つまり、室温が35度を超えるような部屋での作業が当たり前になります。

さらに、室外機の設置は直射日光の下、マンションのベランダなどで行うことが多く、照り返しによって体感温度は40度以上。加えて屋根裏や天井裏での作業は、密閉空間で風も通らず、湿度と温度が異常に高い状態です。

こうした状況下で重たい工具を持ち、常にしゃがんだり腕を上げたりといった肉体労働をすることになります。お客様が在宅中であれば、スピード感も求められますし、体調が悪くても休みにくい空気があるのも正直なところです。

こうした「体を酷使しながらも、気力で乗り切ってしまう」ことが、熱中症リスクをさらに高めているのです。

現場で実際に行われている熱中症対策

では、現場の職人たちはどのようにこのリスクと向き合っているのでしょうか。ここでは、実際に取り入れられている対策を紹介していきます。

水分補給はタイミングが命

熱中症対策の基本は、やはりこまめな水分補給です。しかし「喉が渇いたから飲む」では遅すぎます。
ベテラン職人たちは30分ごとにアラームを鳴らして、意識的に水分を取るようにしています。おすすめはスポーツドリンクや経口補水液。水だけでは体内の塩分が失われ、逆に体調を崩すこともあるからです。

さらに、最近では凍らせたペットボトルを持参する職人も増えています。現場までの道中で保冷バッグに入れておけば、休憩中に冷たい飲み物がすぐに口にできるのは大きな安心感です。

空調服・冷感グッズは“投資”と考える

空調服や冷感インナーなどの装備は、今や多くの職人の必需品となっています。特に空調服は、直射日光の中や屋根裏での作業中にも体温上昇を防いでくれるため、作業効率が落ちにくくなります。

安価なものから高機能なモデルまで種類はさまざまですが、一度使ったら手放せないという声が非常に多いです。1~2万円の出費でも、夏場に数日倒れるリスクを考えれば安い投資です。

また、冷却スプレーや首に巻く冷感タオルなども携帯しやすく、短時間でのリフレッシュに有効です。

作業の合間に「冷える場所で休む」習慣

車の中や日陰など、なるべく冷たい場所で体を休めるのも重要です。特に午前11時~午後2時は気温が最も高くなるため、この時間帯に休憩を挟むよう意識づけされています。

もし冷房の効いた車がある場合は、車内でしっかり体を冷やす時間を取るのがベスト。意外と忘れがちなのが「足元を冷やす」こと。足の血管を冷やすと全身の熱も早く下がるため、冷却シートを足裏に貼るのも効果的です。

チーム作業では「声かけ」が命を救う

熱中症は、本人も気づかないうちに進行します。だからこそ、現場での「声かけ」が大きな意味を持つのです。

「今日は暑いね」「大丈夫?顔赤くない?」「ちょっと水分取った?」そんな一言が、大事な命を守るきっかけになります。
チームで作業する場合、作業前と後にお互いの体調をチェックすることを習慣化している業者も多くあります。

安全管理ができる職人は選ばれる

いま、家電量販店や元請け会社が求めているのは、ただ“工事ができる”だけの職人ではありません。
「安全に作業をこなせる」職人こそが評価され、長期的な契約につながるのです。

現場で倒れれば工事がストップし、お客様からのクレームにも直結します。結果として、会社の信頼も落ちることになります。
逆に「この人なら安心して任せられる」と思われれば、リピーターや紹介につながる可能性も高くなります。

最後に──この夏も、無理せず稼ごう

真夏のエアコン工事は確かに大変です。ですが、しっかりと熱中症対策を取り入れることで、事故も少なく、安定して稼ぎ続けることができます。
協力業者として長く活躍するには、技術だけでなく“安全意識”が何より大事。

今、業務委託として働く業者や、これから新たに協力会社を探している方にとって、「この会社はちゃんと現場の安全まで考えてくれている」と感じられる環境は大きな魅力になるはずです。

だからこそ、これからの時代に求められるのは、稼げる職人ではなく、稼ぎ続けられる職人
その第一歩が、熱中症対策なのです。


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